「中央線」

退屈しのぎよくできた話 うろ覚えの来週の予定
落ち着きのない右手でなぞって ため息とか吐いてみたりする
東京は便利な街で いつでもどこでも行けるようで
光も影も薄まっていく 言葉はやすやすと流れてく
がっかりさせられるほど 何かに期待はしていないし
できることなら争いごとは 無く過ごせたらいいと思ってる
僕は何を見つけたの? 僕は何を失くしたの?
大丈夫間違ってないよ、と 気休めを僕に聞かせてほしい
国道沿い 僕の思いが 胸の奥に眠ることがあっても
中央線 走る朝焼け 僕は進む上り列車に乗って

なんだかんだとあるのでしょう 悔しい日々など過ごすのでしょう
言葉を濁した夕方に あの頃の歌が口をつくでしょう
もう今日が終わりを告げて 光ひとつ見つからなくても
懐かしさに逃げ込まないように 君が明日を投げ出さぬように
孤独なんてチープな売り物 型にはまった歌詞をいまさら
並べたってそれはもう僕の歌じゃない 響かない でも
僕らは何かを歌っていこう 闇雲に手を伸ばしてみよう
前よりすごく良くなったって 笑って僕に聞かせてほしい
国道沿い 僕の思いが 胸の奥に眠りそうになっても
中央線 走る朝焼け 寂しさの色が見えなくなっても
国道沿い 僕の思いが 雨の匂いがわからなくなっても
中央線 走る朝焼け 止まるなよ僕を乗せ揺れる列車よ

次男です。
昨日(3/31)に初めて演奏した新曲です。
東京に住んでもう20年以上にもなりました。
良かったら聴きに来てくださいね。どもども。
※3/31のライブとは一部異なる部分があります。